USBコネクタ破損&基板パターン剥離でも当店なら直せます!
この度はNEC Lavie Tab PC-TE510S1Lの充電不良修理ご依頼誠にありがとうございます。
早速基板を確認した所、USBコネクタ自体のリードピンが根元で折れている状態(写真↓)及び基板面パターン剥離がありましたので、作業内容を「USBコネクタ交換+ジャンパー線加工」に定め慎重に修理開始!
USBコネクタを取り外した拡大写真
破損したUSBコネクタを取り外す場合、基板に熱を与えてUSBコネクタと基板とを溶接している「はんだ」を溶かして外す方法や、基板修理専用工具で少しずつマウントされている足の部分を削って取り外す場合がございますが、今回は双方の方法を使ってUSBコネクタを取り外し致しました。右側ピン2本が折れて基板パターンに引っ付いているのは、既にUSBコネクタのリードピンが根元で折れていた関係上、USBコネクタを取り外す際に基板にピンだけ残って付いています。
IPA(イソプロピルアルコール100%)で基板を洗浄
上の汚れた状態からのビフォーアフター!
フラックスもしっかりと洗い落とせて、基板面及びはんだ面の地肌が復活しています。
元々弱くなっていたパターン(右から2番目)は、今回のIPA洗浄で剥がれてしまいましたが、もちろん最初から想定内ですので、ジャンパー線飛ばしで対処することにします。
汎用コネクタも各種用意しています(これ以外にもたくさん有ります)
私達は店頭ご来店修理はもちろんですが、郵送修理の場合でも最速かつ確実な作業で修理を行っております。その為に写真のように例えばUSBコネクタ一つとってみても形状ごとに分類し、すぐに修理で使えるよう整理整頓し管理しております。
USBコネクタ基板実装とジャンパー線加工
基板面の修復は可能であることを先に確認した上で早速次の作業に取り掛かります。
何故なら基板面のパターンNGで、尚且つジャンパーもNGの場合は修理が出来ない為、先ずは基板のパターンが生きているか、もしアウトの場合はジャンパーが飛ばせるかという順番での判断を行います。
最後に電圧と電流チェックし修理完了です!
当社経営理念の「感動価値の創造と挑戦!」でお客様の大切なタブレットを1台1台丁寧に修理致しております。些細な故障、不具合でも結構ですのでお気軽にご相談頂ければ幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございます。
また次回の修理ブログをお楽しみにどうぞ!