いつもありがとうございます。タブレットまっくす滋賀エルティ932店でございます。
タブレット端末、スマートフォンを毎日本当に多くご依頼いただいており感謝申し上げます。
本日は岐阜県よりタブレットの宅配修理ご依頼をいただきました。
では早速修理写真を元に修理事例をご紹介させていただきます。
ご覧の通り、コネクタ内部ピンが折れ曲がって破損していますね。さすがにこの状態ですと交換しか直す方法はございません。
マイクロスコープで拡大した状態のUSBコネクタを確認
ピン折れ及び曲がりが確認できます。肉眼でもしっかりと確認できるレベルです。
※写真は実装基板から取り外した状態のBタイプUSBコネクタ。
USBコネクタを取り外した直後の基板面
塗布したフラックスがまだ残っている状態。
この状態で放置すると、導通不良が起こる可能性がありますので、きちんとフラックスを除去する必要があります。(下に続く)
フラックス除去後のクリーニングされた基板面
こちらの写真は実体顕微鏡を使用し基板撮影したものです。
ご覧の通りフラックスがきれいに取り除かれているのが確認できます。
パターン(銅箔などの導電体を用いて回路を作るが、この回路のことをよくパターンという。)
もちゃんと生きています!!このパターンが剥離した場合、ちょっと厄介なことになりますが、その時はジャンパー線を飛ばして導通させる方法などを使います。
※当店にはマイクロスコープの他に実体顕微鏡があり、それぞれの機器の得意領域をうまく活用し、様々な角度から検査し修理を行っております。
正常USBコネクタのピンはこのように並んでいます。
基板にUSBコネクタをセットしはんだ付けを行う。
はんだがUSBコネクタのリードと基板面のパターンに正しくはんだ付けされたかどうかの確認方法は、①リードの角が見える状態で尚且つ、②フィレット形成ができているかです。はんだの量も少なすぎず多すぎずです。はんだの色も大変重要です。
これがしっかりとできていないと後々はんだ割れや導通不良が起こる可能性がありますので、必ず写真のような正しいはんだ付けの形になっているかどうかを確認します。
最後までバッテリー端子は接続しないのが作法。
基板をフレームにセットし、各コネクタ線、アンテナ線などを接続し、最後にバッテリーのコネクタを接続します。電圧がかかった状態で基板にコネクタを接続しません。
修理分解時には、最初にバッテリー端子を外し、組み込み時に最後にバッテリー端子を接続する、精密端末を修理する上でごく当たり前の大切な作法です。
電流チェッカーで確認します。
0.46アンペア電流が流れています。
本体充電ランプ点灯で無事修理完了です。
お電話でも詳しくご説明致します。
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