水による故障はとても危険です。
・トイレ、お風呂、洗面台など、深さのある水に端末が沈んでしまった
・大雨に降られて端末がビショビショになった
・カバン内でこぼれた飲み物に浸かった
・シャワーがかかった
・ペットや赤ちゃんが充電端子を舐めてしまった
など、液体侵入が原因と思われる故障全般を「水没」と呼んでいます。
水没の恐ろしいところは、基板が故障する確率が高いことです。
タブレットの故障で多いのは、ディスプレイ割れや充電不良ですが、これらは一時的に端末が使えなくなることはあっても、端末内で基板は生きていることがほとんどです。
故障したところさえ直してあげれば、中のデータもそのままで使うことができます。
しかし、水没では真っ先に基板が壊れてしまうことがあります。
重度の基板故障になるとそれ以上の修理は難しく、内部データのバックアップもできないことが多いため、それを防ぐための適切な対処をする必要があります。