USB差込口が破損してしまい充電不可に…
いつもタブレットまっくすをご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
タブレットまっくす代々木駅前店 修理担当の久保田です。
さて、この度のご依頼はMicrosoftより発売されたSurface Go のUSB(Type-C)破損により充電できないといったご依頼です。
Surface Proより二回りほど小さい設計で、モバイルに特化したタブレットPCとなっています。充電に関してはSurface専用のマグネット充電器が使えるので問題ないですが、インターフェースがType-Cしかないため、ここが壊れてしまうと外部接続が出来なくなってしまいます。
また、Surface GoのType-Cは基板実装されており、交換の難易度は高いです。
タブレットまっくすでは各店舗にハンダ付け検定の資格保有者が在籍しておりますので、ハンダの特性を正しく理解し、実装することが出来るため、修理後にすぐに使えなくなったという不具合の発生率が極めて低いです。
早速修理に取り掛かっていきます。
Surfaceの分解はディスプレイから
Surfaceシリーズの9割はディスプレイから分解を行います。
ディスプレイが破損するリスクがあるため、修理をやりたがらない業者様が多い印象です。
当店ではディスプレイを破損させずに分解する技術を確立させておりますので、破損率は1%以下です。
USBの差込口の部分をアップしてみました。
先端がボキッと折れてしまっていますね。残念ながらこのコネクタはもう使えないので、交換を行います。
破損USBを基板から外します
破損したUSBは基板にハンダ付けされていますので、ハンダの融点まで熱を加えて基板から外します。熱量を間違えると他の重要な部品に影響を及ぼしますので、適切な温度管理が必要となります。
基板にUSBを実装する時は、構造上ハンダごては使えません(コテ先が入らないため)
クリームはんだを使ってリフローでハンダ付けを行います。
慣れていないと難しい、ハンダ付けの技術の一つです。
データもそのまま、修理完了です
USBの実装が終われば、元の状態に組み戻して充電テストを行います。
問題なく充電が開始され、流れるアンペア数も正常ですので、これにて修理完了です。
タブレットまっくすでは破損した箇所のみを修理致しますので、データを初期する必要はございません。迅速丁寧な修理をご希望の際は、いつでもご相談下さいませ。
今後ともタブレットまっくすをどうぞよろしくお願いいたします。
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