修理はほぼ不可能⁉ Laptopバッテリー膨張交換



いつもタブレットまっくすをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
タブレットまっくす代々木駅前店 修理担当の久保田です。
この度のご依頼はSurface Laptop のバッテリー膨張のご依頼です。
内部でバッテリーが膨らんだことにより、キーボードを押し上げてしまい、中が見える状態になっています。また、バッテリーが膨らんだことによって、ディスプレイがパタンと閉めることが出来ない状態です。
とある有名分解サイトでは10点満点のスコアで0点のスコアとなりました。
※10点が一番分解しやすく、1点が最も分解が難しいとされています。
さて、そんな修理はほぼ不可能とされたSurface Laptopですが、タブレットまっくすでは修理対応を行っております。多少の癖や構造の知識は必要となり無傷とはいきませんが、比較的綺麗に分解できます。
特に鬼門となっているのが、キーボードの分解です。
スウェード素材のキーボードユニットはフレームと接着剤で固定されており、知識なしで分解しようとすると間違いなくキーボードがボロボロになります。
Surface Laptop 画面交換修理-東京-綺麗に分解できました
※Clickで修理記事をご覧いただけます。
早速どのような修理をしていくか解説してきます。
最も難関なキーボードの分解

これが鬼門となっているキーボードですね。
いかにキーボードにダメージを与えずに分解できるかは腕の見せ所です。


キーボードをフレームから切り離すと、フレキコネクタが基板に接続されているので、はずします。

基板にあるシールドを外すのですが、無理矢理こじあけている業者様をよく見ます。こちらも外し方がちゃんとありますので、負担を出来るだけ与えずに外します。

ヒートシンクを外すとディスプレイコネクタにアクセスできますので、基板から外します。
これでディスプレイユニットを外せる準備が出来ました。

ディスプレイのヒンジ部分のネジ(T6)を外し、リムーブさせます。
ここからマザーボードを外していきます。


これでバッテリーを外す準備が整いました。
キーボードさえ外せれば、このあたりはそこまで難しくありません。

さて、Surface Laptopのマザーボードはこのような形です。
CPU、SSDなどは基板に直接実装されており、容易に交換が出来ないようになっています。
特別な設備環境がない限り、交換や増設は簡単には出来なさそうですね。
バッテリー新旧比較



マザーボードを外すこと、バッテリーを取り外せるようになりました。
写真の通り、内部でガスが発生し、膨張しております。
新品バッテリーと並べて比較してみましたが、一目瞭然ですね。
このバッテリーを新しいものと交換してきます。


バッテリー交換後、元に組み戻す前にCPUについている古いグリスを綺麗に清掃します。

グリスの塗布は忘れずに

マザーボードを元に戻し、CPUに新しいグリスを塗布します。
修理完了までもう少しです。

接着剤は再度キーボードを接着する際に邪魔になるため、綺麗に取り除きます。

ヒートシンクをセットし、シールドを元の位置に戻します。
最後はキーボードの貼付ですね。
修理完了!


以上で修理完了です。
特に時間の掛かる部分はキーボードの取り外しとフレーム清掃です。
作業工程が慎重かつ時間の掛かる作業ですので、作業時間は半日程度掛かるものとなっており、混みあっているとお預りとなる場合もございます。
事前にお問合せの上、作業時間等は店舗の作業担当者にご確認下さいませ。
困難とされるSurface Laptopもタブレットまっくすにお任せ下さいませ。
修理担当 久保田
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