MateBook E DRC-W58 液晶が割れて画面が映らない【画面交換修理】
画面が全く映らなくなってしまった「MateBook E DRC-W58」
今回は突然画面が映らなくなってしまった「MateBook E DRC-W58」の画面交換修理事例のご紹介です。
まずは店頭にて端末の状態を確認させていただきます。
電源ボタンを押してみますが、全く画面が表示されません。
画面をよく見てみると一部に液漏れのようなにじみが発生していました。
どうやら内部の液晶が割れてしまい、表示が全くされていないようです。
なお、お客様は起動不良も心配されていましたが、充電器を接続すると正常に電流が流れ、本体ランプも点灯していることから、内部で動作はしているようです。
いずれにしても、このままでは全く使用できない状態のため、早速修理を行っていきます。
画面を剥がします
画面から分解する機種のため、早速剥がしていきます。
画面のフチをヒートガンで温めて、内部の粘着テープの貼り付きを弱めたうえで隙間にカードを差し込みます。
外周をぐるっと剥がしたら画面を持ち上げて横に逃がします。
画面から伸びているケーブルの根本の金属プレートを外したら、その下のコネクタを外して、画面の取り外しは完了です。
フレームにテープが残っているのでこの時点で全て剥がして清掃しておきます。
新しい画面を貼り付けたら無事に修理完了です!
破損した画面から新しい画面へケーブルを移植して、本体に仮接続します。
表示やタッチに問題がなければ、フレームに強力なテープを隙間なく施工して、画面を貼り付け、圧着します。
最終の動作確認をしっかりと行って、問題がなければ無事に修理は完了です!
この度もタブレットの画面修理のご依頼を頂き誠にありがとうございました!
今回の機種は大型ではありますが、画面交換に限っていえば分解工程が少なく、部品在庫があれば短時間で修理が可能なモデルとなっております。
ただし、画面サイズの大きい機種は修理後に画面浮きが発生しやすいため、施工技術が非常に重要になります。
当店では品質の高い専用テープの使用はもちろん、貼り付け技術にも自信をもって対応しております。
同様の症状でお困りの場合は是非お気軽にお問い合わせくださいませ。