iPad Pro 12.9インチ(第5世代) ガラス液晶割れ画面交換修理
ガラスと液晶が割れて画面が映らなくなってしまった「iPad Pro 12.9インチ(第5世代)」
今回はガラスと液晶が割れてしまい、画面の映らなくなってしまった「iPad Pro 12.9(第5世代)」の画面交換修理事例のご紹介です。
まずは店頭にて動作の確認を行います。
電源を入れてみますが画面が殆ど写っていません。そのため各種動作の確認も満足に行えない状態です。

なお、ガラスは画面左上を起点に割れてしまっています。
粉々に割れるような激しい破損ではありませんが、内部の液晶にもダメージが入ってしっまているようです。
このままでは使用ができない状態のため、早速修理を行っていきます。

フレームから画面を剥がします
早速破損した画面を剥がしていきます。
ヒートマットで画面全体を温めて、内部のテープの貼り付きを弱くします。
画面とフレームの隙間に専用のカードを差し込んで、テープを切るように外周を剥がしていきます。

外周が全て剥がれたら画面を優しく持ち上げます。
画面から伸びているセンサーケーブルがあるので、持ち上げすぎて傷めないように気をつけます。

画面を全体的に下にずらしたら、先程見えたセンサーケーブルのコネクタを基板から外します。

センサーケーブルが外れたら画面を開いて、横に倒します。
後は安全のためにバッテリー端子の絶縁を行って、ディスプレイから伸びている残りのケーブルを基板から外したら、画面の取り外しは完了です。

新しい画面を仮付けして動作の確認をします
外した画面からセンサーパーツを取り外し、新しい画面へ移植して基板に仮接続します。
表示やタッチなどの確認を行って、動作に問題が無ければ次に進みます。

新しい画面を貼り付けます
新しい画面の動作に問題が無かったので、実際に貼り付けていきます。
まずはフレームにホコリや油脂が溜まっているので綺麗に清掃して、強力なテープを新たに施工します。

ディスプレイのコネクタを基板に接続していきます。


バッテリー端子の絶縁を解除して、しっかりとネジ止めします。

最後にセンサーケーブルを基板に接続して、画面をフレームに貼り付けます。

ズレが無いように角から合わせて、ゆっくりと画面を下ろします。

画面を貼り付けたら修理完了です!
貼り付けた画面をしっかりと圧着して、最後に各種動作の確認を行ったら無事に修理は完了です!

この度も画面修理のご依頼をいただき誠にありがとうございます!
iPad Proの12.9インチシリーズは大きな画面サイズに反して、ベゼル幅がそれほど広くはありません。
テープを貼り付けるスペースも狭いため、しっかりとした技術で画面を貼り付けることが、ご返却後も長期に渡ってご使用頂くために非常に重要です。
当店では修理後に画面浮きなどのトラブルが起こりにくいよう、端末ごとの特性に合わせて最適な方法で丁寧に施工をしております。
同様の症状でお困りの際は、ぜひ安心修理のタブレットまっくすまでお気軽にお問い合わせ下さいませ。
作業の詳細
メーカー名 | Apple |
シリーズ名 | iPad Pro |
機種名 | iPad Pro 12.9(第5世代) |
故障内容 | 画面のガラスと液晶割れによる表示不良 |
作業内容 | 画面交換修理 |
作業時間 | 約90分〜180分 即日対応可能 ※予約状況・部品在庫によって前後します。 |
修理店舗 | [東京]代々木駅前店 |